こんにちは、ソーラーファーム・山形です。
今年も山形県は大雪の年でしたが、やっと先週から雪が解けてきました。
今日は、雪国で太陽光発電事業を行う際の冬場の作業についてまとめてみます。
今年は、ここ10年で一番雪の多い年となりました。
12月中旬から2週間に1度程度、どっさりと20センチ以上雪が積もる日が続き、それが3月上旬まで続きました。
積雪を考え、地面からの高さをある程度高めに設計しましたが、ご覧のような状況です。
GL1500(地面からパネル最下部まで1.5メートル)がこのような状況です。
Gl1800(地面からパネル最下部まで1.8メートル)でも、今年は大雪でつながってしまいました。
もともと、ここまで大雪になる地域ではないため、除雪作業を行わなくても良いように、
架台を高く設計しましたが、今年はそれを超える量の積雪量でした。
架台の破損等が心配されるため、パネルの雪を降ろし、つながっている部分を取り除きました。
除雪車が入る想定をしていないため、スコップを使って人力での作業です。
低圧75キロ設備で、2人で作業を行い、3時間ほどかかりました。
気温は1~3度の中、汗だくです。
雪国では、大きな除雪車が入れるような設計にして、除雪を行っている発電事業者もいます。
太陽光発電は不労所得と言われますが、除草作業や、点検、そして、雪国では、冬の除雪作業も必要とされるため、管理作業もたくさん行わなければなりません。
今年のような大雪が降った年に、積雪設計をしっかりと行わず、設備の破損、復旧に保険を使う事業者が多いですが、保険金が跳ね上がる原因になります。
想定以上だ~
これじゃ壊れても仕方ない~
では、しっかりと対策をしている事業者が馬鹿をみるような状況です。
何もしないで保険で直すだけの事業者は、しっかりと冬場の管理も行ってほしいです。
以上、雪国の太陽光発電事業の冬場の作業でした。
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